MIYAKYO - NOTICE
宮城教育大学美術科大学院2年生によるMIYAKYIO - NOTICEウェブサイトです。世界中の社会がニューノーマルな変革を求める中で、教育と美術に関わる身として提案できることはないかと作られたのがこのMIYAKYO - NOTICEです。各作品をより多くの人がいつでも、どこでも鑑賞できる場を提供したいと思いバーチャル展覧空間を作っています。
MIYAKYO - NOTICEとは?
世界中の社会がニューノーマルな変革を求める中で、教育と美術に関わる身として提案できることはないかと作られたのがこのMIYAKYO - NOTICEです。大学敷地内に学生作品を展示し、360°カメラ等で撮影した画像を中心に紹介しています。各作品をより多くの人がいつでも、どこでも鑑賞できる場を提供したいと思いバーチャル展覧空間を作成しています。
ニューノーマルの中での美術
このサイトを見てくださっている方々は、美術や芸術に関心を持っている方が多いかと思います。美術館や博物館、展覧会によく足を運んでいる人もいるかもしれません。そうであれば、2020年にどれだけ多くのアートイベントや展覧会等が延期・中止に追い込まれたかご存知でしょう。新型コロナウィルスが齎したパンデミックにより、一時は作品の発表の場や人々が集まる場所が失われたかに見えました。しかし、リモートやオンラインによる展覧会の実施や、博物館や美術館等がバーチャル空間をネット上で公開したことで、新しい芸術の楽しみ方が広く一般に浸透しました。我々宮教生もニューノーマルの社会で自分たちの発表の場を得るべく、本サイトを公開しました。
バーチャルによる活動には、ウィズコロナだからこそ気付くことができたメリットがあります。リアルな会場ではソーシャルディスタンスを保つための工夫や衛生管理の徹底など空間的・物質的な制限が生まれます。それまで無かった入場制限や時間制限を設ける施設も多く出てきました。しかしネット上での展覧会にはそれらの制約は一切ありません!世界中の誰もが何時、何人でも展示を見に来ることができます。現実の天気や交通状況にも左右されることなく気軽に訪れることができる空間なのです。
教育に携わる方々へ
美術の教育現場において、児童生徒作品の発表・展示の場は主に美術室や各教室、廊下といった学校内というキューブの内側に停ってしまうことがよく見られます。MIYAKYO - NOTICEでは作品をキューブの外側へと動かし、新しい視点で展示・鑑賞することの面白さやその方法の一提案を行っています。さらに、大学構内という制限を設けることで、教育現場での実践時により近い状況を作っています。
360°カメラによる撮影やweb上での公開等、ICTをフルに活用した美術教育の一つの形として参考にしていただければ幸いです。